小原古邨(1877~1945)は、明治末から大正、昭和にかけて活躍した絵師です。 可愛らしい鳥や動物、花といった身近な自然を、木版画で表現しました。 本展では、明治末から大正にかけて、松木平吉の元から刊行された古邨落款の木版画や、昭和前半に、渡邊庄三郎の元から刊行された祥邨落款の新版画を展示。 さらに、制作工程が分かる、肉筆の下絵や試し摺りも合わせて紹介します。 約150点の展示作品(前後期で全て展示替え)を通して、古邨の全貌をお楽しみいただけることでしょう。 なお、茅ヶ崎市美術館で開催中(2018年9月9日~11月4日)の「原安三郎コレクション 小原古邨展 花と鳥のエデン」とは、出品作品が異なる別内容の展覧会です。
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