世紀末ウィーンのグラフィック<br>デザインそして生活の刷新にむけて

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 12:52 に投稿

京都国立近代美術館は、2015年に世紀末ウィーンのグラフィック作品コレクションを収蔵しました。このコレクションは、アパレル会社キャビンの創業者である平明暘氏が蒐集したものです。

1897年の分離派結成から1914年の第一次世界大戦勃発までのウィーンでは、グスタフ・クリムトやヨーゼフ・ホフマンらを中心に、新しい時代にふさわしい芸術そしてデザインのあり方が模索され、数多くの素晴らしい成果が生まれました。中でもグラフィックの分野は、印刷技術の発達や雑誌メディアの隆盛を背景に、新しい芸術の動向を人々に伝え、社会に浸透させる重要な役割を担いました。

本展では、300件にのぼる膨大なコレクションの全貌を紹介するとともに、同じく平明氏旧蔵のリヒャルト・ルクシュによる石膏彫像と貴重なアドルフ・ロースの家具一式をも加え、世紀末ウィーンの息吹と魅力をお伝えします。

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開催概要
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会    期:2019年1月12日(土)~2月24日(日)
会    場:京都国立近代美術館
時 間:9:30~17:00
*ただし金曜日と土曜日は20:00まで
*入館は閉館の30分前まで
休 館:月曜日、1月15日(火)、2月12日(火)
*ただし1月14日(月・祝)と2月11日(月・祝)は開館
料 金:一般1,000(800)円、大学生500(400)円
*( )内は前売・20名以上の団体料金
*高校生・18歳未満は無料
*心身に障がいのある方と付添者1名は無料(入館の際に証明できるものを要提示)
*前売り券は1月11日(金)までの期間限定販売
* 2月24日(日)は天皇陛下御在位30年を記念して入館無料

■関連イベント
◯レクチャー「世紀末ウィーンとグラフィック―芸術の総合と民主化の試み」
日 時:1月19日(土)14:00~15:30
講 師:池田祐子(国立西洋美術館主任研究員)
会 場:京都国立近代美術館 1階講堂
定 員:先着100名
当日午前11時より1階受付にて整理券を配布します。
*整理券はひとり1枚のみ
料 金:無料

◯レクチャー「グラフィック表現の背後にあるもの―世紀末の印刷―(仮)」
日 時:2月2日(土)14:00~15:30
講 師:寺本美奈子(グラフィックデザイン・キュレーター/武蔵野美術大学非常勤講師)
会 場:京都国立近代美術館 1階講堂
定 員:先着100名
当日午前11時より1階受付にて整理券を配布します。
*整理券はひとり1枚のみ
料 金:無料

◯ギャラリーツアー
日 時:1月25日(金)、2月8日(金)、2月15日(金)
いずれも17: 00より1時間程度
案内役:本橋仁(京都国立近代美術館 特定研究員)
会 場:京都国立近代美術館 3階企画展示室
定 員:各日先着20名
料 金:無料
*要本展観覧券

◯ワークショップ
「墨流し染でつくるオリジナルハンカチ」
日 程:2月10日(日)
講師:薗部正典(株式会社薗部染工 代表作家)
関連レクチャー講師:
青木美保子(京都女子大学家政学部准教授)

◯NFAJ所蔵作品選集
MoMAK Films - ウィーン映画特集
日程:2月8日(金)、2月9日(土)

※料金や関連イベントの申込方法、詳細についてはこちらをご確認ください。

開催期間
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「世紀末ウィーンのグラフィック  デザインそして生活の刷新にむけて」京都国立近代美術館
展覧会ジャンル
展覧会
アクセス数
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