彫刻家の版画―ムーア、マリーニ、ジャコメッティ

ARTLOGUE 編集部2018/11/09(金) - 20:25 に投稿

イギリスのヘンリー・ムーア(1898~1986)、イタリアのマリノ・マリーニ(1901~1980)、フランスのアルベルト・ジャコメッティ(1901~1966、生まれはスイス)、ほぼ同世代の彼らは、いずれも20世紀を代表する彫刻家です。

彼らは彫刻制作のかたわら、しばしば絵画表現にも取り組んでいます。しかし、3次元の立体と2次元の平面はまるで別世界であり、アプローチがまったく異なるものです。
一方で、彫刻と版画とでは、意外なことに共通点もあります。それは、木や石、銅といった素材の特性を生かした表現という点や、複数制作によって限定番号(エディション)を入れるという点などです。

彫刻家が絵画、なかでも版画作品を手掛けることに、どのような目的や意図があり、その結果、どのような発見や課題があるのでしょうか。
この展覧会では、彫刻の巨匠たちの絵画制作の試みを、当館所蔵の版画作品から考察します。立体と平面のはざまを往還した、彼らの表現をお楽しみください。

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。
 
 
開催概要
----------------------------------------------------------
会 期:2018年11月9日(金)~12月24日(月・祝)
会 場:鹿児島市立美術館2階、企画展示室
時 間:9:30~18:00
*入館は17:30まで
休 館:月曜日、年末年始(12月29日~1月1日)
*祝日の場合はその翌平日
料 金:一般300円、高大生200円、小中生150円
*所蔵品展と共通、年間パスポートでも観覧可

■関連イベント
ギャラリートーク(学芸員による作品解説)
日 時:11月17日(土)、12月1日(土)、12月15日(土)の14: 00~15:00
会 場:展覧会場
*参加には、観覧券が必要

開催期間
-
画像
「彫刻家の版画―ムーア、マリーニ、ジャコメッティ」鹿児島市立美術館
展覧会ジャンル
展覧会
アクセス数
0
1
1