だまし絵

トロンプルイユの現在(いま)2019

ARTLOGUE 編集部2019/04/10(水) - 02:31 に投稿
近年、だまし絵、あるいはトロンプルイユなるものを目にする機会がめっきり多くなりました。当館のメインコレクション画家である岩田榮吉は、写実的な細密表現を追求し、そのひとつの到達点としてトロンプルイユを手がけました。日本においても、現在トロンプルイユを志向する画家たちが、それぞれの境地を開こうとしています。今回はそうした流れをあらためて振り返り、現代のトロンプルイユをめぐる状況を紹介したいと思います。

M.C.エッシャー展 ― 再発見! 版画家としての魅力 ―

ARTLOGUE 編集部2019/03/07(木) - 02:34 に投稿
トロンプ・ルイユ(だまし絵)で有名なM.C.エッシャー(1898~1972)は、2次元の画面上に現実には在りえない3次元空間を描き、世界的に高い評価を受けています。しかし、彼の画業はそれだけではありません。その表現にたどりつくまでには、様々な表現の可能性に挑戦しています。今回はエッシャーの代表作とされるトロンプ・ルイユとともに、初期の風景画や動植物をテーマにした作品を含めて展示し、エッシャーの版画家としての魅力に迫ります。これまで見過ごされていたエッシャーの世界をお楽しみください。