北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃
日本発、世界初。
西洋と北斎の名作、夢の共演。
19世紀後半、日本の美術は西洋の人々を魅了し、"ジャポニスム"という現象が生まれました。なかでも注目された存在が、天才浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)。その影響は、印象派の画家をはじめとして欧米の全域にわたり、また絵画だけでなく彫刻や装飾工芸などあらゆる分野に及びました。北斎は、西洋美術の近代の扉を開ける原動力となったのです。
本展は、西洋近代芸術の展開を"北斎とジャポニスム"という観点から編み直す、世界初の展覧会です。国内外の美術館や個人コレクターが所蔵するモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをはじめ西洋芸術の名作約220点と、北斎の錦絵約40点、版本約70冊の計約110点(会期中展示替えあり)による"東西・夢の共演"で、北斎が西洋に与えた衝撃をご覧いただきます。