終わりのむこうへ : 廃墟の美術史 ARTLOGUE 編集部 が 2018/10/20(土) - 02:30 に投稿 終わりのむこうへ : 廃墟の美術史 の続きを見る 栄華や文明の痕跡を残しながら崩れ落ちようとする建造物や遺跡。「廃墟」は西洋美術のなかで、風景画の一角にくりかえし描かれていました。18世紀から19世紀にかけて、興味深いことにいわゆる廃墟趣味が流行すると、「廃墟」は絵画の主役の地位を確立していきます。この展覧会では、西洋古典から現代日本までの廃墟・遺跡・都市をテーマとした作品を集め、これら「廃墟の美術史」をたどります。
めがねと旅する美術展 視覚文化の探究 ARTLOGUE 編集部 が 2018/10/19(金) - 02:30 に投稿 めがねと旅する美術展 視覚文化の探究 の続きを見る 本展は「めがね」をキーワードとし、「みる」ことの意味を問い直す展覧会です。 遠近法とレンズを用いた江戸のめがね絵から、鉄道・飛行機・顕微鏡・望遠鏡といった科学技術の発達によってみることができるようになったミクロ/マクロの世界、さらには視覚のトリックを用いたユニークな現代アートやVR(バーチャルリアリティー)といったモチーフを通じ、人々の視覚に対する探究の跡をたどります。
奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド ARTLOGUE 編集部 が 2018/10/17(水) - 02:30 に投稿 奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド の続きを見る 本展は、1970年に刊行された美術史家・辻惟雄による『奇想の系譜』に基づく、江戸時代の「奇想の絵画」の決定版です。岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳に、白隠慧鶴、鈴木其一を加えた8人の代表作を一堂に会し、重要文化財を多数含む展示を予定しています。
特別展 「明恵の夢と高山寺」 ARTLOGUE 編集部 が 2018/10/16(火) - 02:30 に投稿 特別展 「明恵の夢と高山寺」 の続きを見る 2018年3月に開館した中之島香雪美術館で、初めての特別展を開催いたします。 京都市の北西にある高山寺の歴史は、鎌倉時代初頭に明恵上人(1173-1232)が後鳥羽院から栂尾の地を与えられた頃にはじまります。 その後、高山寺は明恵上人の存在とともにあり、現在もその遺徳は寺の隅々まで及んでいます。 本展では、魅力的なエ
横光利一生誕120年 川端康成コレクション 川端康成と横光利一展 ARTLOGUE 編集部 が 2018/10/13(土) - 11:38 に投稿 横光利一生誕120年 川端康成コレクション 川端康成と横光利一展 の続きを見る 大正から昭和前半にかけて活躍し、「文学の神様」と仰がれた三重ゆかりの文豪、横光利一(よこみつ・りいち1898-1947)と、その生涯を通じて最大の親友であった近代日本を代表する作家、川端康成(かわばた・やすなり1899-1972)。 横光の生誕120年を記念し、ともに新しい文学表現をめざした若き時代から日本的な精神や美
創立100周年記念 国画創作協会の全貌展 生ルヽモノハ藝術ナリ ARTLOGUE 編集部 が 2018/10/13(土) - 11:37 に投稿 創立100周年記念 国画創作協会の全貌展 生ルヽモノハ藝術ナリ の続きを見る 野長瀬晩花、小野竹喬、土田麦僊、村上華岳、榊原紫峰という5人の日本画家が1918(大正7)年に京都で国画創作協会を創立して、今年で100年を迎えます。「生ルヽモノハ藝術ナリ」と宣言し、既存の価値観にとらわれない自由な創作を目指した彼らは、野心的な作品の数々をその展覧会(国展)で発表します。若い彼らの創意あふれる作品は注
日文研コレクション 描かれた「わらい」と「こわい」展 -春画・妖怪画の世界- ARTLOGUE 編集部 が 2018/10/13(土) - 11:37 に投稿 日文研コレクション 描かれた「わらい」と「こわい」展 -春画・妖怪画の世界- の続きを見る 中世から近世にかけて、日本人は絵巻や浮世絵で日常のなかの目に見えるもの、あるいは形なきものを視覚化してきました。日常の「表と裏」、「この世とあの世」。そこには今以上に境目があいまいな世界が広がっています。本展覧会では、「わらい」と「こわい」という一見相反するテーマのもと、国際日本文化研究センター(日文研)所蔵の妖怪・春
特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」 ARTLOGUE 編集部 が 2018/10/13(土) - 11:35 に投稿 特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」 の続きを見る 踊り念仏で知られる時宗は、宗祖一遍(1239~89)が鎌倉時代に開いた宗派です。一遍は念仏をとなえることで誰もが往生をとげられると説き、全国を行脚(遊行)して、念仏札を配り(賦算)、布教につとめました。この時宗を教団として整備し、大きく発展させたのが二祖の真教(1237~1319)でした。2019年に真教の七百年遠忌を迎えるのを記念して、時宗の名宝を一堂に会する展覧会を開催いたします。
『温故礼讃』―百花繚乱・相国寺文化圏 ARTLOGUE 編集部 が 2018/10/13(土) - 11:35 に投稿 『温故礼讃』―百花繚乱・相国寺文化圏 の続きを見る Ⅰ期:2018年10月13日(土)~12月24日(月・振休) Ⅱ期:2019年1月13日(日)~3月24日(日) 今から約六百年前、室町三代将軍・足利義満によって創建された相国寺は、金閣、銀閣の世界文化遺産を有し、今もなお禅の古刹としての存在を誇っています。 そこで育まれた文化は、足利将軍家の唐物趣味(中国趣味)と深
生誕135年 孤高の画家 橋本関雪 動物画を中心とする全所蔵作品を一堂に ARTLOGUE 編集部 が 2018/08/02(木) - 21:47 に投稿 生誕135年 孤高の画家 橋本関雪 動物画を中心とする全所蔵作品を一堂に の続きを見る 橋本関雪(1883~1945)は現在の神戸市に生まれ、幼い頃より儒学者の父の影響から漢学に親しみました。同時に伝統的な日本画の流派である四条派を学び、さらに京都へ出て、一時は竹内栖鳳に入門。後にその門を離れると、他の画家たちとは一線を画し孤高の中で制作を行い、官展で受賞を重ねるなど、画壇を代表する画家となりました。 四