穂高有明
有明美術館
穂高有明の櫟林に囲まれた私立美術館。1981(昭和56年)に開館した。 美術品は、個人の所有にとどまったまま埋没されるべきではない。千数百年を、民衆の手にふれいつくしまれ、破損なく存在してきたものである。美しいものを手にする幸せは共有したい。 有明美術館に展示する彫刻・陶滋・絵画・版画は、古いものから現代作家の作品におよぶ数点であるが、そこには歴史の流れと、芸術家の苦悩と喜びが息づいて見えよう。 すぐれた自然環境のなかで、美術に親しみながら、ものを大切にする精神をわかちあいたい。そして、人間の存在を大きく破滅の方向に立ち向かわせている現代について考えてみる・・・有明美術館はそんな場所でありえたい
絵本美術館&コテージ 森のおうち
アルプスの山々を屏風のようにして立つ有明山は安曇富士ともよばれ、里人にとってはかけがえのない故郷の象徴です。その裾野にひろがる広大な赤松林。絵本美術館&コテージ『森のおうち』はその中にひっそりとたたずんでいます。天をめざして、すっくとのびる赤松林は明るく、清潔感に満ちています。日差しが入る林にはナラ、ホウ、カエデ、コシアブラ、エゴなどの灌木もよく育ち森は四季折々の美しい姿をみせてくれます。1994年4月29日にオープンした『森のおうち』は、児童文化の世界を通じて多くの人々と心豊かに集いあい、交流しあい、未来に私たちの夢をつないでゆきたい、という願いでつくられました。特に、『宮沢賢治』の作品を通じて“生きとし生けるものの生命の大切さ平
安曇野ジャンセン美術館
ジャン・ジャンセンの作品は、パリ美術館、エネリー美術館(パリ)、ボワチエの美術館、その他ヨーロッパ・アメリカの主要美術館など世界各地の美術館で展示されています。しかし、世界を通じて彼の作品がこれほど多く集められた美術館は現在もなく、1993年4月24日、世界で初めてのジャンセン専門美術館として、また個人コレクションを公開するための私立館として塚原和嘉穂氏の設計と鹿島建設の施工にて開館しました。