長坂町中丸
光の美術館(清春芸術村)
館のご紹介
2011年、安藤忠雄氏の設計により創設された、自然光のみの美術館。一切の人口照明がない展示室では、四季や天気、そして昇りまた沈む陽の動きによって刻一刻と変化する光の中に身をおくこととなります。無機質なコンクリートの空間に差し込む光の美しさを最大限に使った、まさに安藤氏ならではの建築と言えるでしょう。展示アー
アフリカンアートミュージアム
ピカソ、ブラック、マチスやモジリアーニなどの近代の芸術家たちは、アフリカやオセアニアなどの原始美術からイマジネーションし、制作しています。アフリカの造形、美術は思いもよらないデフォルメ、フォルム、表現力、質感など理屈ではなく観る者の心に直接、訴えかけてくる力があり、たちまち虜になってしまう魅力があります。それは、数百年の間に淘汰された、民族の根源的な形、表現であり、何よりも生きるための願いがこもった魂の造形だからです。これは、精神的な創作の原点であり、20世紀の芸術家たちだけではなく、現代の私たちが観ても、心打たれるのではないでしょうか。甲斐駒ケ岳や富士山を望む、風光明媚な八ヶ岳南麓に設立した、アフリカンアートミュージアムは、紀元前
清春白樺美術館
1983年(昭和58年)に清春芸術村の施設として建設された清春白樺美術館は、武者小路実篤、志賀直哉など『白樺』の同人が建設しようとしてその夢を果 せなかった“幻の美術館”を、武者小路、志賀の両氏を敬愛し、個人的にも親交のあった吉井長三が実現したものです。