やかげ郷土美術館
施設情報
旧山陽道の宿場町として栄えた矢掛。やかげ郷土美術館は、国指定重要文化財の本陣・脇本陣が現在も残る古い町並みと調和するように、町屋風の建築で1990年11月に開館しました。赤松の太い梁を生かした温もりある空間で、高さ16mの「水見やぐら」からは町を一望できます。展示室では矢掛町出身の田中塊堂(書家)や佐藤一章(洋画家)をはじめ、郷土ゆかりの作家を中心に紹介する常設展や、特別展を開催しています。
コレクション情報
洋画家・佐藤一章は、東京美術学校在学中から帝展に連続入選するなど頭角を現した。全国で初めて日展を地方(岡山市)へ誘致するなど戦後の文化の発展に寄与した。