コラム

セクハラ騒動に揺れる話題のノーベル文学賞、新たな文学賞設立へ?他14件!【PICK OUT ARTS!!/2018.07.04】

ARTLOGUE 編集部2018/07/04(水) - 18:59 に投稿

1862年の7月4日のピクニック。イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが、アリス・リデルら3人の少女に、「アリス」が繰り広げる冒険を即興で話して聞かせます。ルイス・キャロルによる不朽の名作『不思議の国のアリス』の始まりの日。

セクハラ騒動で話題のノーベル文学賞。スウェーデンの文学界に何やら新しい動きがあるようです。

「PICK OUT ARTS!!」今日は15件!

【国際】

アンディ・ウォーホルのスーパースターニコも。ロマンと狂気と死。ドキュメンタリーの衝撃に打たれる
ARTLOGUE

芸術の都フランス・パリが日本一色に染まる! 大規模な日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」がまもなく開催。

黒木杏紀2018/07/09(月) - 17:32 に投稿

ジャポニスム2018 のシンボルマーク

「ジャポニスム 2018」のシンボルマークは、日本の文化が堂々と海を渡って外へ出ていく、その旗印となるようにデザインされています。富士山、太陽、波は、古くから日本の文様などによく描かれるモチーフです。これらの要素を、シャープで現代的な造形と、海の深い青・太陽の赤・波の白の鮮やかなコントラストの色彩で表現してみました。いかがでしょうか?

 

ジャポニズム、 ジャポニスム? どっちなの?!

「ジャポニスム」とは、19世紀中ごろからヨーロッパで始まった日本趣味・日本文化の流行を指す言葉。ちなみに英語ではジャポニ「ズ」ム、フランス語ではジャポニ「ス」ムだそう。今回の日本文化を世界へ発信する取り組み「ジャポニスム2018:響きあう魂」のタイトルは「ス」の方ですね。

どうぞお間違いなく!

 

アンディ・ウォーホルのスーパースターニコも。ロマンと狂気と死。ドキュメンタリーの衝撃に打たれる

nanchatic2018/07/04(水) - 18:11 に投稿

今年2018年に、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞して話題となった是枝裕和監督。そして同映画祭への招待作品の常連、河瀬直美監督。2人はともにドキュメンタリー・フィルムという出自の持ち主。いつまでも心に残る感動作品、魅惑の人物の人生を描いたものや狂気に満ちた衝撃作まで、ドキュメンタリーの傑作と怪作をご紹介しましょう。

 

【追記あり!】サッカーW杯で気になるあの曲何? 有村架純や松田翔太もCMで歌っているの知らないので日本サッカー協会とビクターに聞いてみました。:アートをおしきせ 20180702

ARTLOGUE 編集部2018/07/08(日) - 18:14 に投稿

※記事公開後、情報をいただき、2018年7月8日に追記しました。


「オーオー!オオオ、オッオッオッー、オオオオーオーオ、オオオオオー、オオオー!オオオー!オオオー!」 

ワールドカップ、みてらっしゃいますか?

いよいよ日本対ベルギー戦ですね。

ルールをそんなに分かってないながらも、私も周囲のテンションに引っ張られて、というか喜んで巻き込まれて観戦しています。 

そんな中気がつけば口ずさむようになっていたあの歌。 

「オーオー!オオオ、オッオッオッー、オオオオーオーオ、オオオオオー、オオオー!オオオー!オオオー!」

 今脳内に再生されたあなた。多分その曲で正解です。

 最近auCMでも取り上げられていることもあって、脳内再生率が高まっているのではないでしょうか。 

 

古代ローマの美食家がヨーロッパに持ち込んだ美味 サクランボ 

井澤佐知子2018/06/28(木) - 16:16 に投稿
ジョヴァンナ・ガルツォーニ《Chinese Porcelain Plate with Cherries》、17世紀初頭、カンヴァスに油彩、プライベートコレクション
[Public domain], via Wikimedia Commons


日本でもサクランボがおいしい季節になりました。

イタリアの市場に出回るサクランボは深紅のものが多く、日本の佐藤錦のような朱色を基準に選んで買うと、熟していなくて酸っぱいなんてことも起こります。

ヨーロッパでは、マラスキーノやキルシュといったリキュールにも用いられるサクランボは、古代から現代まで途切れることなく愛されてきた美味。一年中で一番過ごしやすい季節に出回るサクランボは、ポジティヴなイメージで一貫しています。

 

世界最大級のアート・フェアなのに、超閉塞的なアート・バーゼルのお話

黒木杏紀2018/06/26(火) - 10:27 に投稿
Art Basel in Basel 2018 ©Art Basel

 

アート好きには言わずと知れた「アート・バーゼル」。

1970年から始まったスイス北西部の都市バーゼルで毎年開催されている世界最大規模のアートフェアです。先日617日に第49回目のアート・バーゼルバーゼルが終了しました。

美術書カタログ「defrag2」:今すぐ読みたい!書店員が本気で選んだ美術書カタログ290冊を収録

青い日記帳 2018/06/26(火) - 17:15 に投稿
丸善ジュンク堂書店が刊行した美術書カタログ「defrag2

もう入手されましたか。全国の丸善ジュンク堂書店店頭で2018年6月1日から無料で配布しています。

2013年に“書店員が本気で選んだ美術書カタログ”として刊行・無料配布された「defrag」(デフラグ)の第二弾です。

7月分のチケットはやくも完売!行くなら急げ!! 8・9月分チケット販売開始 チームラボ ボーダレス:危うく腰を抜かす!?驚愕のデジタルスペース

青い日記帳 2018/07/11(水) - 09:59 に投稿

森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」に行って来ました。

東京、お台場の大きな観覧車があるお台場パレットタウンに「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」がオープン(2018年6月21日)。

元はゲームセンターやボウリング場などがあった「トウキョウレジャーランド」の跡地にチームラボ ボーダレスはあります。

トウキョウレジャーランドへ行かれたことのある方なら、あの広大な床面積がある場所にチームラボ?!と驚かれるかもしれません。

でも、行ってみるとそれ以上、何十倍もの驚愕のデジタルスペースを目撃し危うく腰を抜かしそうになるはずです。かく言う自分がそうでした。

内田百閒が愛した「風船画伯」。失恋で裸踊り?自由奔放なさみしん坊、無欲の版画家・谷中安規

nanchatic2018/06/24(日) - 18:34 に投稿
内田百閒 作/谷中安規 画『王様の背中』より

 

版画誌『白と黒』のもとで活躍した対照的な2人の天才版画家、棟方志功と谷中安規。貧乏を友としながら、着るもの食べるものに無頓着な「風船画伯」として内田百閒に愛され、終戦の翌年に49歳で餓死した版画家・谷中安規を紹介します。

 

一切固定なし!? 震度6の震災には耐えた、しかし人災には負けた。アニアス・ワイルダー個展「Until the End of Time」@ 大阪、アートコートギャラリー

ARTLOGUE 編集部2018/06/24(日) - 12:11 に投稿

アニアス・ワイルダー(Aeneas Wilder, 1967~)は1967年スコットランド、エディンバラに生まれました。1990年代後半からアーティスト活動を行っており、これまでにもベルギー・オランダ、イタリアなど世界各地でキャリアを重ねてきました。日本でも2003年に京都芸術センター〈アニアス・ワイルダー「転生−いつかみる風景」展〉、岩手県立美術館〈アニアス・ワイルダーの7日間〉をはじめ、青森、盛岡、名古屋、大阪、東京などで作品を発表しています。

アニアス・ワイルダーは、均一に製材された数千もの木片を、釘や接着剤など一切使用することなく木片を積み重ねるだけで巨大なインスタレーションを構築します。