京都国立博物館 開館120周年記念 国宝展
"京博"と"国宝"、ともに迎える120周年。
明治30年(1897)5月に帝国京都博物館(現・京都国立博物館)が開館した翌月、現在の文化財保護法の先駆けにあたる古社寺保存法が制定され、その中で初めて「国宝」という言葉が使われました。2017年は、文化財を守り伝える拠点としての京博誕生と、古社寺保存法制定から、ともに120周年の節目を迎える、記念すべき年です。
41年ぶり、待望の「国宝」展。ついに京都で実現!
京都国立博物館ではこれまで、昭和44年(1969)、昭和51年(1976)と、2度の「日本国宝展」を開催してきました。時を経ること41年。満を持してこの秋、京博で、関西で、3度目となる夢の「国宝」展を開催します。
4分の1もの国宝が、京博に集結!
2017年、国宝に指定される美術工芸品は885件※。本展では、そのうちの約4分の1にあたる、約200件の国宝を、展示期間を大きく4期に分けて一挙公開します。普段は数年、数十年に一度、出会えるかどうかの貴重な国宝。1カ所にこれほど集まることは、まさに奇跡といえるでしょう。