西野 達

西野 達 in 別府

ARTLOGUE 編集部2017/11/18(土) - 11:30 に投稿
油屋ホテル_内観 提供:混浴温泉世界実行委員会 写真:脇屋 伸光

 

『in BEPPU』は、別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』(2009年から計3回開催、2015年に完結)の後継企画として、2016年より始動した、大分県別府市を舞台に開催する個展形式の芸術祭です。昨今、日本全国様々な芸術祭が開催される中で、他に類を見ない、国際的に活躍するアーティスト1組による地域性を活かしたアートプロジェクトを毎年秋に実現します。
第2回目の開催となる2017年の招聘アーティストは、公共空間を大胆に変容させるアートプロジェクトを展開し、国内外で話題を巻き起こしてきた西野 達。世界屈指の温泉観光地·別府で彼が創るのは、別府名勝『地獄めぐり』ならぬ『芸術めぐり』。何が起こるかわからない、前代未聞の光景が町じゅうに点在します。
アートはこれまでに見たことがない世界を紡ぎ、異なる視点の存在に気づかせてくれます。私たちは『in BEPPU』の開催を通じ、アートの力によって、驚きや発見に満ちた豊かな地域や人生を実現したいと考えています。

 

そこまでやるか 壮大なプロジェクト展

ARTLOGUE 編集部2017/10/01(日) - 23:37 に投稿

21_21 DESIGN SIGHTでは、2017年6月23日より企画展「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」を開催します。展覧会ディレクターには建築やデザイン、アートなど幅広い分野に精通するライターでエディターの青野尚子を迎えます。

つくることの喜びとともに、「壮大なプロジェクト」に向かって歩みを進める表現者たち。
本展では、既存の表現方法の垣根を超えた大胆な発想を実現するクリエイターたちによる「壮大なプロジェクト」を紹介します。2016年6月、イタリアのイセオ湖を舞台に「フローティング・ピアーズ」を実現したクリストとジャンヌ=クロード。湖に出現した3kmの布の浮き橋は、やはり布で覆われた周辺の歩道を伴い、風景を鮮やかに更新して人々を高揚させました。時には数十キロにもおよぶ野外空間や大都市の中の橋、国会議事堂などを作品へと変貌させる、不可能ではないかと思われるようなプロジェクトを実現してきた彼らを本展の出発点として、ダイナミックな手法で活動を行うさまざまな分野の作家が集います。