2011年3月11日の東日本大震災により多大な被害を受けた東北の被災地では、被災直後から文化芸術による支援活動が行われました。福島県でも避難所でのコンサート、仮設住宅でのワークショップ、伝統芸能の支援、地域産業とのコラボレーションなど、さまざまなスタイルの支援がありました。被災者・被災地と支援者・全国の親密な交流は復興に向かう福島の大きな支えでした。
本展では、震災直後から活動を開始し、現在まで変容を重ねながら継続、発展している7つのアートプロジェクトをご紹介します。震災から9年目の福島で、あらためて震災のなかで生まれた文化芸術のムーブメントを捉え、2011年以降の交流を未来に届ける場とします。
【会場】
福島県立博物館企画展示室・エントランスホール