京都国立博物館 開館120周年記念 国宝展

ARTLOGUE 編集部2017/10/09(月) - 04:44 に投稿

"京博"と"国宝"、ともに迎える120周年。

明治30年(1897)5月に帝国京都博物館(現・京都国立博物館)が開館した翌月、現在の文化財保護法の先駆けにあたる古社寺保存法が制定され、その中で初めて「国宝」という言葉が使われました。2017年は、文化財を守り伝える拠点としての京博誕生と、古社寺保存法制定から、ともに120周年の節目を迎える、記念すべき年です。

 

41年ぶり、待望の「国宝」展。ついに京都で実現!

京都国立博物館ではこれまで、昭和44年(1969)、昭和51年(1976)と、2度の「日本国宝展」を開催してきました。時を経ること41年。満を持してこの秋、京博で、関西で、3度目となる夢の「国宝」展を開催します。

 

4分の1もの国宝が、京博に集結!

2017年、国宝に指定される美術工芸品は885件。本展では、そのうちの約4分の1にあたる、約200件の国宝を、展示期間を大きく4期に分けて一挙公開します。普段は数年、数十年に一度、出会えるかどうかの貴重な国宝。1カ所にこれほど集まることは、まさに奇跡といえるでしょう。

日産アートアワード2017 未来に駆け出す現代美術のアーティストたち

ARTLOGUE 編集部2017/10/09(月) - 03:34 に投稿

日産自動車、「日産アートアワード2017」グランプリ受賞者を発表

 

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区)は、27日、「日産アートアワード2017」のグランプリに藤井光氏を選出しました。

今回、藤井氏が取り組んだのは「日本人を演じる」というテーマで行われたワークショップの記録映像や資料を組合せたインスタレーションです。様々な歴史認識や多様性に関する考え方や振る舞いが映し出され、作品鑑賞者にも大きな問いを投げかける作品となりました。

受賞した藤井氏は、「出演者や本作に関わった数十名の協力なくしては実現できない作品だった。約100年前の実際の出来事を再現したワークショップと作品を通じて、過去の私たちと現在の私たちは、何が同じで何が違うのか、じっくり考察してもらいたい。」と語りました。

安藤忠雄展―挑戦―

ARTLOGUE 編集部2017/10/09(月) - 02:52 に投稿

稀代の建築家、安藤忠雄。
その半世紀に及ぶ挑戦の軌跡と
未来への展望に迫る!

元プロボクサー、独学で建築を学ぶ―という異色の経歴で知られる建築家安藤忠雄は、1969 年より「都市ゲリラ」として建築設計活動をスタート。以来、既成概念を打ち破るような斬新な建築作品を次々と世に送り出してきました。1990 年代以降はその活躍の舞台を世界に広げ、アジア・ヨーロッパ・アメリカなど各国で、意欲的な作品を実現させています。その一方でさらに、建築という枠組みを超えた環境再生や震災復興といった社会活動にも、果敢な取り組みを見せています。
本展では、この稀代の建築家が、いかに生きて、いかに創り、今またどこに向かおうとしているのか―その壮大な挑戦の軌跡と未来への展望を「原点/住まい」「光」「余白の空間」「場所を読む」「あるものを生かしてないものをつくる」「育てる」という6 つのセクションに分けて紹介します。模型やスケッチ、ドローイングなど、総計270 点余りの設計資料が展示される空間デザインは、安藤忠雄自身の手によるものです。会場を訪れる人は、その空間を巡る中で建築家が歩んできた道程を追体験し、建築という文化の豊かさと、その無限の可能性を再確認することでしょう。

 

田原桂一「光合成」with 田中泯

ARTLOGUE 編集部2017/10/09(月) - 02:01 に投稿

写真家・田原桂一とダンサー・田中泯が創り上げる《光と身体》のフォトセッション


■概 要

1970 年代から一貫して《光》の探究を続け、国際的な評価を得た写真家・田原桂一は、惜しくも病のため本年 6 月に他界いたしましたが、亡くなる直前まで本展の準備に力を注いでいました。今回展示する写真作品 46 点は、世界的に活躍するダンサー・田中泯との類まれなコラボレーション(1978~80 年および2016 年)の中から選び抜いたもので、展覧会の形では日本初公開となります。また、会期中には田中泯のソロダンスパフォーマンスも行います。

 

20年後どう生きるのか? INNOVATIVE CITY FORUM 2017 開催

ARTLOGUE 編集部2017/10/09(月) - 00:25 に投稿

 INNOVATIVE CITY FORUM 2017

 

20年後、私達はどのように生きるのか?
都市とライフスタイルの未来を描く

 

世界の人口は増加を続けており、人々はますます都市に集中しています。この流れは加速することが予測されており、さらに一部の都市では、都市住民の高齢化も大きな問題になっています。一方で技術の進歩も加速し、次々と新しいライフスタイルや価値観を私達に提供しています。我々の未来生活は、自然環境、都市環境、家庭から仕事までを彩る科学技術、そしてアートやデザインなどのライフスタイルによって大きく規定されるでしょう。

いま、私達は自らの未来を、自らの意思でデザインする課題に直面しているのではないか?都市をいかにデザインしていくかは、人類の喫緊の課題ではないか?Innovative City Forumはこの共通認識のもとに、世界のオピニオンリーダーを迎えて議論する国際会議です。