アメリカ古代文明 超自然へのまなざし
紀元15世紀、“旧大陸”の人々が“新大陸”を“発見”した時、すでにそこには一万数千年に及ぶ人々の営みがありました。彼らは厳密な暦を発展させ、宇宙と自然の循環にそった文明を創りあげていたのです。その精神世界では、人間が超自然の世界の助けと慈愛を必要とするのと同様、神々が活動できるためには人間の介入が必要でした。これは古来
青菜に根菜、豆に果実―東アジアで脈々と描かれてきた蔬果図。人々は身近な野菜や果物に理想や願い、共感など様々な思いを托し、天地の生んだ造形を愛でてきました。本展では中国から朝鮮、日本、そして中世から近代にわたる蔬果表現の変遷をたどります。若冲と呉春、18世紀京都を代表する2人の画家の「野菜図巻対決」もお見逃しなく!