第11回恵比寿映像祭「トランスポジション 変わる術」

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 13:06 に投稿
恵比寿映像祭は、平成21(2009)年の第1回開催以来、年に一度恵比寿の地で、展示、上映、ライヴ・パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的に行なってきた映像とアートの国際フェスティヴァルです。 映像分野における創造活動の活性化と、映像表現やメディアの発展をいかに育み、継承していくかという課題について広く共有する場となることを目指してきました。 第11回開催となる今回は、ポジティヴに「変わる」ことを目指すテーマをかかげました。 また、これまで培った地域とのつながりや国際的なネットワークを含め、さらなる充実と発展をはかります。 【会場】 東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所 ほか

役行者絵巻と親鸞聖人絵伝

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 13:04 に投稿
修験道の祖である役行者、鎌倉時代の浄土真宗の祖である親鸞の絵伝を紹介します。 絵画を伴った伝記は、釈迦(ブッダ)を発端としており、ガンダーラ地域でその生涯や説話が仏伝図として彫刻され、やがて各地で壁画や絵画として表されていきました。日本においても、釈迦の説話を絵画と経文で表現した中国由来の「絵因果経(えいんがきょう)」が、奈良時代に描かれています。 時代とともに絵伝の対象は広がり、日本においては、奈良時代に「聖徳太子絵伝(しょうとくたいしえでん)」が太子信仰を背景として成立したと考えられています。また、平安時代以降になると、弘法大師や一遍上人など、多くの祖師や高僧の生涯が、絵巻などに描かれていきました。 役行者絵巻(部分)江戸時代(17~18 世紀)や親鸞聖人絵伝(全4幅)江戸時代(17~18 世紀)などを展示します。 仏教の歴史や多様性のある文化にふれていただければ幸いです。