秋は、空気中の水蒸気が少なく太陽光の乱反射が起こりにくいため、空の色が澄んで見えます。このため日本では古くから、天高い青空や、沈みゆく夕日の景、夜空に輝く月の姿は秋の季節に一段と美しく感じられると伝えられてきました。
作家により描かれる画題において、「空」は風景画の基本としてよく挙げられます。基本であるが故に、配色や技法に拘りながら、作家たちは空を描き続けています。この展覧会では、現代日本画におけるさまざまな「空模様」に焦点を当てることで、情緒ある日本古来の自然の美しさをご堪能頂けます。
【出品作家】
齋藤満栄、下田義寬、竹内邦夫、土屋禮一、中島千波、那波多目功一、平松礼二、村居正之、米谷清和 他
【同時開催:桜百景vol.19】
桜の絵画だけの展示室「桜百景」では、「月と桜」をモチーフに描かれた作品10余点をご覧頂けます。
【学芸員による解説】
①9月21日、②10月19日、③11月16日
※いずれも土曜、午後2時より開催
※予約不要、参加費無料(但し当日入館券が必要)
【秋の夕日割引】
9月23日~11月24日の期間中、午後4時以降に入館の方は入館料が割引になります(他割引併用不可)
開催期間
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