色とりどりの華やかな衣装とともに描き出される女性像は、日本画における主な画題のひとつとして多くの人々に親しまれてきました。特に、京都では、古くから優美な染織産業が発達してきたこと、花街の文化が息づいていることなど他にはない独自の美意識が育まれてきたといえます。京都で活躍した日本画家たちは、少なからずそのような空気にふれ、豊かな感性を発揮して多くの魅力的な女性像を描きました。
本展では、大正、昭和、平成期の京都で活躍した日本画家によって描かれた女性の姿を紹介します。菊池契月、中村大三郎、三谷十糸子、秋野不矩、三輪良平らによって描かれた愛らしい少女、麗しい婦人、優美な京の舞妓たち。その端正な姿態や表情による女性美はもちろん、花鳥や流水、縞や絣など伝統的な文様をモダンな色彩で彩られた衣装デザインも見どころです。また、今回は、現代でも京都の春の風物詩となっている「都をどり」のポスター原画もあわせて紹介します。それぞれの画家たちが追求した多彩な女性像の世界をお楽しみください。
開催期間
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上位美術館・ギャラリー
画像
展覧会ジャンル
展覧会
アクセス数
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定休日メモ
月曜日(ただし、4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
料金情報
一般 500(400)円 / 高校・大学生 400(320)円 / 小・中学生 200(160)円
※( )は20名以上の団体料金
※65歳以上の方(要証明)および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
※( )は20名以上の団体料金
※65歳以上の方(要証明)および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料