草屋根と絵筆 向井潤吉のエッセイとともに

ARTLOGUE 編集部2019/03/27(水) - 02:39 に投稿
戦後、1945年の晩秋から、失われゆく草屋根の民家を描き続けた画家・向井潤吉(1901-1995)。向井は、日本各地を巡る旅の体験を綴った文章も数多く残し、それらには、訪れた土地での風景や人々との一期一会が、飾り気のない言葉で、時にユーモアを交えて語られています。私たちはそこから、変貌する戦後日本の側面を見つめ続けた一人の画家のまなざしと、消え去っていく風景への深い愛惜の念を読み取ることができます。 2018年には、こうした旅の手記をはじめ、激動の20世紀とともに歩んだその人生における様々な回想などをまとめたエッセイ集、『草屋根と絵筆 画家向井潤吉のエッセイ』(国書刊行会)も刊行されました。 本展では、民家シリーズの代表作をはじめ、向井のエッセイと、それにかかわる絵画作品をあわせて展示します。向井潤吉が、それぞれの制作地で得た感慨をエッセイから読み取っていただき、その人となりにふれていただく機会になればと思います。
開催期間
-
画像
草屋根と絵筆 向井潤吉のエッセイとともに
展覧会ジャンル
展覧会
アクセス数
0
1
1
定休日メモ
月曜日(ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)、5月7日(火)、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火) ※4月23日(火)から5月6日(月・振替休日)までは開館します。
料金情報
一般 200(160)円 / 大高生 150(120)円 / 65歳以上、中小生 100(80)円

※障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料
※介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※小・中学生は、土、日、祝・休日、夏休み期間は無料