1989年、バブル真っただ中、革やかにはじまった平成は、グローバル化が進み、技術革新によってライフスタイルが大きく変化した時代です。子どもたちが手にする玩具は、遊びの道具でありながら、その造形、技術やテーマにも文化のあり様が反映され、時代の精神が表現されています。そのため、わたしたちは玩具を通して時代を振り返ることができます。
本展では、昭和後期から平成時代を彩った商品玩具を年代ごとに展示し、過ぎていった30年の流行玩具の移り代わりを追います。また、子どもたちを夢中にさせる玩具の要素を取り上げ、世代を超えて楽しまれてきた玩具についても紹介します。
玩具の視点から平成時代を振り返り、未来に伝えたい玩具や遊びの姿について考える機会となれば幸いです。
開催期間
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上位美術館・ギャラリー
展覧会ジャンル
展覧会
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