民具 MINGU展

ARTLOGUE 編集部2019/01/11(金) - 02:32 に投稿
渋沢敬三によって昭和の初期につくられたことば、「民具」。 それは、長い時を経て庶民の日常を支えた生活道具を指します。 必要に駆られ、知恵と工夫がそのままかたちになった道具。手から手へ引き継がれた無駄のないかたちは、自然と共存する日本のくらしの原風景を感じさせます。 その後、産業の構造が大きく変化し、次々と新しい素材が開発され、生産技術、流通が進化する中で道具も多種多様になりました。 その一方で、使い手としての生活者の立場に立ち、商品のあるべき原点を今一度見直そうと生まれた無印良品。 その佇まいは、現代の民具になり得ているでしょうか? 民具と無印良品双方の展示を通して、その問いの意味をみなさんとともに考えていく企画です。
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