古川龍生展

ARTLOGUE 編集部2018/09/07(金) - 02:30 に投稿

栃木県下都賀郡桑村大字羽川(現 小山市羽川)に生まれた古川龍生(本名 龍夫、1893-1968)は、10代の頃から独学で版画に取り組みました。東京美術学校卒業後は教師として働きつつ、日本創作版画協会や春陽会に出品します。病や戦争による中断はありましたが、最晩年まで彫刻刀を握り、洒脱な線と繊細な色彩をかさねた木版画で詩情豊かな世界を創り出しました。生涯で制作した木版画はおよそ400点足らず。版画業で生計を立てることなく、独自の表現を追い求めた作品は、知る人ぞ知るものとなっています。没後50年にあたって、栃木県立美術館所蔵品からえりすぐった木版画約70点と画文集、スケッチ帖、習作などの資料を展示し、孤高の木版画家・古川龍生を回顧します。

【関連事業】
[クリスマス合唱コンサート]
日時:12月21日(金) 午後6時~
出演:栃木県立宇都宮中央女子高等学校合唱部
定員:100名(先着順)
費用:無料
会場:栃木県立美術館 集会室

[担当学芸員によるギャラリー・トーク「古川龍生展」]
日時:11月2日(金)(「工芸の教科書」展のトークの後になります)/11月25日(日)、12月15日(土)、12月22日(土) 午後2時~(各回1時間程度)
費用:企画展観覧料が必要
会場:栃木県立美術館 企画展示室

開催期間
-
画像
古川龍生展

タグ

アクセス数
10
1
11