本プロジェクトは、多様な感性を育む「美術」においてその「授業」の具体的な内容をリサーチすることで、授業そのものの多様性を通じ美術・芸術について教育現場の理解を深め美術界全体の活性化に繋げることを目標とします。
現在、幼稚園から現役大学生までどのような「美術の授業」が行われているのか? 特に注目すべき授業は、どのような内容でいかなる作品が制作されているのか? 東京藝術大学では、各科どんな授業が行われているのか? リサーチ結果をパネルや映像、実作品によって一望できる展示を東京藝術大学大学美術館で展開します。
また、本年度から芸術教科の所管が文部科学省から文化庁へ移管されることになり「学校教育における人材育成からトップレベルの芸術家の育成まで一体的な施策」が求められています。その意味においても本プロジェクトは、広く日本の「美術・教育」の可能性を考えてくため全国的にアーティスト、教育関係者等の問題意識を共有し議論を高めていきます。そして本プロジェクトによリ全国での「美術・教育」関係者ネットワークの繋がりを深め文化芸術基盤構築を目指していきます。
開催期間
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上位美術館・ギャラリー
アクセス数
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