向井潤吉 民家の旅 風土のかたちを求めて

ARTLOGUE 編集部2018/08/28(火) - 02:30 に投稿

戦前、戦後をとおして活躍した洋画家・向井澗吉(1901-1995)は、1945年以降、日本各地を訪ね歩き、失われゆく草葺屋根の民家を描くことにその後半生を捧げました。

世界遺産となった白川郷の「合掌造り」や、雪深い地方の特徴的な屋根をもつ「兜造り」、母屋と馬屋がL字の形をかたちづくる「曲がり家」など、約40年間およぶ旅の中で、向井は各地の特徴的な民家の数々を描きました。


向井澗吉の作品には、こうした民家の造形美が、周囲の自然と一休感をもって表現されています。また、そこで暮らす人々の息づかいをも感じ取ることができます。

本展では、向井潤吉の民家シリーズを中心に、油彩、水彩作品をあわせて約40展をご紹介します。旅する画家が追い求めた、風土のかたちの数々をお楽しみください。

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