野村仁「宇宙開闢年表」 Cosmic Sensibility が成し遂げた3 つのステージ 又は 限りなく遠い記憶

ARTLOGUE 編集部2018/02/07(水) - 19:09 に投稿

野村仁 「宇宙開闢年表」

Cosmic Sensibility が成し遂げた3 つのステージ

又は 限りなく遠い記憶

Hitoshi Nomura: The History of Space-Time
3 Stages Accomplished by Cosmic Sensibility, or Infinitely Distant Memories

 

物体に“時の経過”を見る独自の視点をもち、コンセプチュアルな自然との対話を通して、彫刻表現の新たな世界と可能性を追求し続ける野村仁。写真を主な制作手法とし、物体の運動や宇宙の秩序をカメラで捉える一方、野村はしばしば隕石やDNA、古生代の植物化石を用いて、“生命”や“宇宙の起源”にスポットライトを当てた作品を手掛けてきました。

本展では、ビッグバン宇宙論により138億年前といわれる宇宙誕生から人類誕生に至るまでの地(球)史の中で、野村が最も重要であると考える3つの出来事を取り上げ、それぞれの時間、光、現象などに関連し制作された作品約25点を一斉に展示します。

<3つの出来事(ステージ)> *宇宙誕生を0(ゼロ)年として
・ 103億年 - 光合成始まる
・ 134億年 - 植物の上陸
・ 138億年 - ヒト出現

天体の光と地上の時間をテーマとした昨年の展覧会に続き、今回は宇宙の光が生まれた時空間と地球上の生命とのつながりについて、野村は時代ごとに年表化するという画期的な展開を試みます。また、本展初日には、植物化石の専門家である塚腰実氏をゲストにお迎えしてトークイベントを企画。太古の地層から発掘された化石と、深宇宙の光を捉えた銀河写真から見えてくる、自然と人間のエネルギーと美の世界に迫ります。

 

【展覧会概要】

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会 期 : 2018年 2月17日 [土] - 3月17日 [土] *日・月 休廊
会 場 : アートコートギャラリー 〒530-0042 大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F
時 間 : 11:00-19:00 [土曜日-17:00] 

◆ 関連イベント

 2017年 2月17日 [土]14:00 - 16:00
  ○トークイベント「 陸に上がった植物のあゆみ」
  [ ゲスト: 塚腰実( 大阪市立自然史博物館 主任学芸員) / 聞き手: 楠本愛(国立国際美術館 研究補佐員)]
 2017年 2月17日 [土]16:00 - 17:00
  ○レセプション
 *トークは要予約( Email: info@artcourtgallery.com または TEL: 06-6354-5444)
 *ともに参加費無料

◆ 展示テーマ と《 出展作品》 *《 》 各シリーズタイトル

 103億年 - 光合成の海と銀河レンズ ・・・ 《 Stromatoliteの化石と銀河の光》
 134億年 - DNA上陸と銀河光 ・・・ 《 一枝の化石と銀河の光》
 138億年 - 可視光とBlack Hole ・・・ 《 Chromatist Painting》《 草叢に Black Hole が...》

 

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