アイバー・ウッド画 商品化のためのアイデア画、1970年代後半
Illustrated by Ivor Wood © Paddington and Company Ltd 2017
あの、紳士な子ぐまが京都にやってくる!
児童小説『パディントン』シリーズは、40 以上の言語で翻訳・出版され世界中で愛され続けています。 この物語の主人公は子ぐまのパディントン。南米のペルーからたった一匹でイギリスまで旅してきた彼 が、ロンドンのとある駅でブラウン夫妻に出会い家族として迎えられ、さまざまな冒険談とともに街の 人気者になっていくというお話は、1956 年、原作者のマイケル・ボンド氏(1926-2017)が妻にクリス マスのプレゼントとして贈ったくまのぬいぐるみから始まりました。ダッフルコートに帽子をまとった お茶目で紳士なパディントンが繰り広げる物語に、魅了されている方は多いのではないでしょうか。 パディントン生誕 60 周年記念、また 91 歳で逝去されたボンド氏への追悼の意を込めた本展では、児童 書の挿絵でおなじみのペギー・フォートナムをはじめ各作家による絵本などの原画と、世界中で出版さ れた書籍、生みの親であるボンド氏の仕事道具や貴重なインタビュー映像などによって、世代や性別、 国を越えて親しまれるパディントンの世界を紹介します。
◆作者 マイケル・ボンド (1926-2017)
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1926 年 1 月 13 日、イギリスのバークシャー州、ニューベリーに生まれ ました。ロンドン郊外のレディングにあるプレゼンテーション・カレッ ジで学び、第二次世界大戦中はイギリス空軍と陸軍への従軍を経験し ました。1945 年に執筆活動をはじめ、最初の短編小説が雑誌 London Opinion に掲載されると、これを機に小説作家を 目指すようになりました。初の著書『くまのパディントン』は、 彼が BBC(英国放送協会)のテレビカメラマンとして働いていた 1958 年に、William Collins & Sons(現在の Harper Collins 社)より出版されました。 1997 年に大英帝国勲章(OBE)を受章。その後、2015 年には大英帝国勲爵士(CBE)を受章。 2017 年 6 月に 91 歳でロンドンの自宅で逝去しました。
◆ここが見どころ!
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・物語のはじまりはロンドンのパディントン駅。生誕 60 周年を記念して開催される本巡回展は、
京都駅にある美術館「えき」KYOTO から始まります。
・フォートナム画の貴重な原画 2 点と複製画を一挙公開!
・2017 年 6 月に逝去した作者マイケル・ボンド氏に取材した映像(2016 年 12 月)を公開します。
・ファン必見!日本未翻訳の最新刊 Love from Paddington
(2017 年 10 月現在)より、監修者の松岡享子先生が 2 エピソードを新たに翻訳!
本展オリジナル図録は永久保存版です!
◎ 開催概要 ◎
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展覧会名:生誕 60 周年記念 くまのパディントン (TM) 展
英タイトル: Paddington Bear (TM)
会 期:2018 年 2 月 8 日(木)~3 月 4 日(日) 会期中無休
会 場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
時 間:午前 10 時~午後 8 時(入館締切:閉館 30 分前)
※但し、百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。
入場料(税込):一般 800 円(600 円)/高・大学生 600 円(400 円)/小・中学生 400 円(200 円)
※( )内は前売および障害者手帳をご提示のご本人さまとご同伴者 1 名さまの料金。
前売券:【販売期間】2018 年 1 月 1 日(月・祝)~2 月 7 日(水)
【主な販売場所】当館チケット窓口(休館日を除く、1 月 21 日〈日〉まで販売)、
チケットぴあ(Pコード 768-627)、ローソンチケット(L コード 52744)、など。
お問合せ:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
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