パリ♥グラフィック—ロートレックとアートになった版画・ポスター展

ARTLOGUE 編集部2017/12/04(月) - 14:35 に投稿
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ディヴァン・ジャポネ》 1893年
多色刷り リトグラフ  三菱一号館美術館

本展の見どころ

 

19世紀末のパリ、様々な芸術運動が勃興するなか、版画は新たな芸術表現を切り拓く重要なメディアとなりました。
それまで単に複製や情報伝達のための手段でしかなかった版画は、トゥールーズ=ロートレックや世紀末の前衛芸術家たちにより、絵画と同じく芸術の域まで高められ、それらを収集する愛好家も出現しました。一方、大衆文化とともに発展したポスター芸術をはじめ、かつてないほど多くの複製イメージが都市に溢れ、美術は人々の暮らしにまで浸透しました。
世紀末パリにおいて、「グラフィック・アート」はまさに生活と芸術の結節点であり、だからこそ前衛芸術家たちの最も実験的な精神が発揮された、時代を映すメディアであったと言えるでしょう。
本展は、こうした19世紀末パリにおける版画の多様な広がりを検証するものです。当館およびアムステルダム、ファン・ゴッホ美術館の貴重な19世紀末版画コレクションから、リトグラフ・ポスター等を中心に、油彩・挿絵本等を加えた計約170点を展覧します。

 

<概 要>

会 場:三菱一号館美術館
会 期:2017年10月18日(水)~2018年1月8日(月・祝)
時 間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
    (祝日を除く金曜、12月13日、1月4日、5日は21:00まで)
休館日:月曜休館 
    ※但し、1月8日と、「トークフリーデー」の12月25日(月)は開館
年末年始休館:2017年12月29日~2018年1月1日

 

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開催期間
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パリ♥グラフィック—ロートレックとアートになった版画・ポスター展
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