明治の三筆

観峰館春季企画展「近江書画探訪~新しいけど面白い!?~」

ARTLOGUE 編集部2019/04/02(火) - 02:31 に投稿
観峰館が所蔵する日本の書画作品は、江戸後期から明治・大正時代に集中しています。その中には、地元・滋賀県出身の日下部鳴鶴、巌谷一六、2人と同時代に活躍した佐賀県出身の中林梧竹ら「明治の三筆」をはじめ、時代を代表する多くの書家の作品が含まれます。同時に、東近江地域に目を向けると、近代の書画作品は、多くの作品が伝わっていながら、これまで航海されることはほとんどありませんでした。初公開作品を含む、地域所縁の作品とコラボレーションすることで、観峰館所蔵作品の存在意義に光が当てられると考えます。この機会に、「近代」という新しい時代に生まれた書画作品を、じっくりとご鑑賞ください。