洛外図屏風

尾形光琳の燕子花屏風-寿ぎの江戸絵画-

ARTLOGUE 編集部2019/02/15(金) - 02:39 に投稿
尾形光琳(1658-1716)の筆になる国宝「燕子花図屏風」は、爛漫と咲き誇るカキツバタの群生を描いた草花図です。このたびの「燕子花図屏風」の展示は、三章構成でお楽しみいただきます。 第一章に並ぶ作品が題材にするのは、平安時代以来の公家風俗や王朝文学です。つづく第二章では、「燕子花図屏風」を中心に、草花を描いた作品を集めます。そして第三章は、祇園祭沸く京の都や、社寺参詣や物見遊山の人々でにぎわう各地の名所を描いた作品です。 当館が所蔵する洛外図屏風や名所風俗図屏風をまとめて紹介するはじめての機会ともなります。