“うつわ”ドラマチック展 世界の陶芸家たちが極めだ“うつわ”の美
世界各地でつくられ、暮らしの中で用しもれている“うつわ”は、やきもののシンボルともいえる存在で、す。また、現代の陶芸において“うつわ”は、用途を離れやきものの美を表現するテーマのひとつになっています。
イギリスでは用と美の融合を探求したバーナード・リーチ(1887-1979)らを先駆けとし、ルーシー・リー(1902-1995)に続く作家たちは、使う器から魅せる“うつわ”へと、その美の領域を広げていきました。戦後の国々がたどったそれぞれの道筋、そしてつくり手たちの個性。これらが“うつわ”の中に、さまざまな国々の特徴とともに映し出されています。
本展では、約150点の作品により、世界の陶芸家たちが“うつわ”の中にドラマチックに映し出す、美の競演をご覧いただきます。