飯田市川本喜八郎人形美術館
高い芸術性を備えた人形アニメーションを生み出し、NHK人形劇「三国志」などで多くのファンを魅了した人形美術家・川本喜八郎。川本氏は1990年、飯田市で毎年夏に開かれている人形劇カーニバル飯田(現・いいだ人形劇フェスタ)で行われた人形劇「三国志」公演に合わせて、初めて飯田市を訪れました。その後、江戸時代に上方の人形遣いを迎え入れて人形芝居の教えを請うた飯田の古(いにしえ)の人々や、人形に情熱を傾ける今日の飯田の人々が発した「人形が生きている」という言葉に深い感銘を受けます。人形の魅力をこの言葉で表現できる人々の住むまち。この飯田こそ「人形たちに一番ふさわしい場所」と、「三国志」「平家物語」などの人形を飯田市へ寄贈しました。飯田市は「人