琉球大学博物館 風樹館
琉球大学では「地域へ開かれた大学」との理念のもと,大学が生産する様々な学術情報を学内外に広く提供しています。 琉球大学では、教育や研究活動の支援を目的に、1967年に全国の大学に先駆け大学付属の資料館を設置しました。当館には、学内の研究者が教育や研究活動の一環として、主に琉球列島で収集した7万点あまりの標本や資料が収蔵されています。常設展示室では、イリオモテヤマネコやヤンバルクイナなどの希少生物の剥製標本をはじめ、首里城関連の考古資料、沖縄の伝統工芸資料、古農具や藁算などの民俗資料が展示されています。また、自然観察の場として利用できる「学校ビオトープ見本園」が併設されており、昆虫やメダカなどが観察できるほか、チョウ類の食草や資源植物