百河豚美術館
一般財団法人百河豚美術館は、富山県下新川郡朝日町出身の実業家・青柳政二が長年にわたり収集した古美術品と私財の寄付によって、昭和58年8月8日に開館した北陸でも数少ない古美術専門の美術館です。 珍しい館名は河豚を愛した青柳の号「百河豚」をそのまま命名しており、これには心の安らぎの一服という意味も含まれています。 青柳がこの地に美術館を建設した大きな理由は、素晴らしい美術品を展示する美術館の多くが都市部にあり、地方の人々が美術に接する機会が少ないということでした。 「素晴らしい美術と美しい自然の調和」という青柳の理念によって設計された美術館は、後方にそびえる北アルプスの山々や緑の田園と調和し、静かで落ち着いた雰囲気で美術鑑賞が出来るよう