日本工芸館
日本工芸館は我が国の長い歴史に育てられた伝統的工芸品(民芸品)の保存育成と普及を目的とし、昭和25年大阪市北区堂島に残存していた江戸時代の米蔵を改造して開館、昭和35年開館10周年を迎えるにあたり、これを記念して現在の所に新築移転しました。何時の時代にも庶民生活と深く交わる民芸は、無名の工人の手で作られたものでありますが、非常に美しい品々を生んでおります。日本工芸館はこれ等現存民芸の技術保存と育成、普及に努め、併せて庶民生活の美化運動にも寄与したいとその運動を進めています。展示の民芸品は我が国が生み出した伝統的工芸品です。この民芸品は今や世界的に高く評価されています。当館では日本各地で生産された民芸品を収集した所蔵品を常設展示してい