長谷川町子美術館
『サザエさん』の漫画作家として知られる長谷川町子(1920-1992)が、姉の毬子と共に蒐集した美術品を、広く社会に還元しようとの思いをもとに、昭和60年11月3日に長谷川美術館として開館いたしました。それらの蒐集作品は、作家名にこだわることなく、純粋に好きな作品を購入する方法で集められたもので、その種類は日本画・洋画・ガラス・陶芸・彫塑など多岐に渡ります。 平成4年、長谷川町子没後は、館名を現在の長谷川町子美術館と改め、より来館者の皆さまに親しみのもてる美術館を目標に、作品の収集・展示を続けております。年に数回開催される収蔵コレクション展では、毎回テーマに沿った作品を、作家名やジャンルにとらわれることなく自由な発想で展示し、また、