中野邸記念館
公益財団法人中野邸記念館は、石油王中野貫一、忠太郎の親子二代が築造した邸宅と庭園、ならびに美術品の寄贈を受けて、平成9年に財団法人の認可を受けて開館、その後、平成25年4月に公益財団法人として認可をいただきました。邸宅は、近郷の棟梁の手によるもので、新潟県の明治時代の代表的木造建築であり、庭園はもみじを中心に全国の銘木、名石を集めて、40年という永い歳月をかけて築庭されたもので、樹木に多くの作為をせず、自然のままの姿で四季折々に楽しめるように造られています。邸宅、庭園は、ともに、慈善事業の側面もあり、当時の失業対策として、近隣の方への就業の場として、あえて長期間、大規模なものとなった経緯がありますが、時を経て、今や、後世に遺すべき貴