茶道資料館
昭和39年(1964)に裏千家15代家元を継承した後、歴代が収集してきた茶道に関する図書を収蔵・保管するための「今日庵文庫」の設置を図ったのは、昭和44年のことでありました。しかし、茶道を学ぶためには、私が提唱しております「道」「学」「実」の三位が一体化する必要があると考え、茶道美術の展示公開・普及活動を実践するために、昭和54年11月、博物館法に基づく「茶道資料館」を開館し、総合的に茶道を学べる「茶道総合資料館」を裏千家センター内に開設いたしました。 以来、茶道美術の愛好家はもちろんのこと、研究者の資となるべき美術館活動が評価され、平成8年文化財保護法に規定する公開承認施設に承認されました。 茶道資料館は平成26年に開館35年