川合考古資料館
可児市には、1万年以上も前から人々の生活があったことがわかっています。川合地区では、古くから縄文時代の遺跡や古墳があることが知られていましたが、土地区画整理事業をおこなうこととなり、平成2年から平成3年にかけて、川合地内で大規模な発掘調査が実施されました。 この調査により発掘された土器や石器、生活の痕跡から、特に縄文時代中期と古墳時代には、この地区の人々の豊かな生活があり、この地方でも重要な拠点のひとつであったことがわかりました。 可児市では、発掘された遺物や遺構を、市民の財産として保存するとともに、先人たちの生活にふれていただけるよう、川合考古資料館を設立しました。