瑞浪市化石博物館
瑞浪市化石博物館は、1974年に開館した全国でも珍しい化石専門の博物館です。瑞浪市とその周辺には、今から2000万~1500万年前の新生代中新世(しんせいだいちゅうしんせい)(Miocene(マイオシーン))の湖や海でできた地層が広く分布しています。この地層は瑞浪層群と呼ばれ、そこからは当時生息していた貝・魚・ほ乳類・植物などおよそ1500種類におよぶ化石が産出します。化石博物館には、中央自動車道工事の際に採集された化石や市内各所から採集された化石をはじめ25万点以上もの化石が保管されています。館内では、約3000点の化石を展示紹介しています。これらの化石たちは、瑞浪が湖や海だった頃の様子を私たちに教えてくれます