新潮社記念文学館
新潮社記念文学館は、新潮社を創設した佐藤義亮(さとうぎりょう1878~1951)の顕彰を目的に設けられ平成12年4月にオープンしました。初代社長の佐藤義亮は、明治37年に、創設してのち新潮社を国内における大出版社にのし上げた功績が大きい「郷土が誇る先人の一人」です。昭和26年、義亮はこの世を去りましたが「出版物の寄贈」という遺志は、社主が代わろうとも、今なお引き継がれています。「新潮社文庫」と名づけられた文庫には、書籍のほかCD等のマルチメディアも含まれています。昭和28年に角館町の有志からなる佐藤義亮先生顕彰会が、火除け地広場に建立しました。平成12年、図書館機能を備えた総合情報センターの完成とともにここへ移設されたものです。