常盤歴史資料館
常盤歴史資料館は、昭和62年8月、瑞雲山本光寺の所蔵管理する膨大な旧島原藩主深溝松平家ゆかりの歴史資料を末永く後世に伝え、且つ広く一般に公開する目的で設立されました。当資料館に収蔵されている歴史資料は、主に、瑞雲山本光寺に伝承されていた資料と明治時代以降に収集された資料(廃藩置県以後、全国各地に散逸していた深溝松平家の資料を瑞雲山本光寺第三十四世黙翁仙定大和尚と現住職片山秀賢大和尚の父子二代に渡って収集したもの)の二系統によって構成されています。当資料館のコレクションは徳川一門の名家深溝松平家に纏わる民間コレクションとしては最大級のものであり、特に、城郭図、海図、日本全図などの古地図・絵図類の質の高さと豊富さは研究者の間でも夙に有名