山寺
山寺後藤美術館
山寺後藤美術館は、山形県河北町出身の実業家・後藤季次郎氏が、長年にわたり収集された、ヨーロッパ絵画のコレクションを核として、史跡と景勝の地・山寺に、平成6年に設立された、魅カ的で特色ある美術館です。山寺の名で知られる宝珠山立石寺は、比叡山延暦寺の別院で、その奇岩が織りなす山腹の杉木立の中を縫って続く千百余段の石段は、静寂に満ちていて、誰もが心洗われる思いがします。俳聖松尾芭蕉がこの景観に感動し名句を詠んだことは、あまりにも有名です。そんな豊かな白然と、伝統・文化の息吹くこの環境にふさわしい外観と、ヨーロッパ文化の歴史のなかから生まれた素晴らしい作品に触れてもらうべく、後藤美術館が開館されました。立石寺と対面する美しい環境と豊かな白然