埼玉県立さきたま史跡の博物館
県名発祥の地、行田市埼玉(さきたま)に国指定史跡「埼玉(さきたま)古墳群」があります。ここは、延喜式内社前玉(えんぎしきないしゃさきたま)神社のほか、天正18年の忍城(おしじょう)水攻めの遺構である石田堤(いしだつつみ)、忍藩主松平家の菩提寺の天祥寺(てんしょうじ)などがあり、豊かな史跡に恵まれています。埼玉県では、この古墳群を中心に、広い区域を確保し、その環境を整備して古墳群のよりよい保存と一層の活用を図るため「さきたま風土記の丘」を建設しました。その建設の一環として「さきたま資料館」を昭和44年に設置しました。平成18年4月、県立博物館施設の再編整備計画に基づき、史跡に関する資料及びその他の考古資料の収集、保管及び調査研究を行う