元・立誠小学校
学校校舎自体は昭和3年(1928年)に建設され、今に至ります。角倉了以が開削し、森鴎外が「高瀬舟」に描いた高瀬川にかかる石橋が玄関口となり、アーチ型の玄関や装飾を施したバルコニーなどの意匠を凝らした外観、漆喰の壁に木の床が趣き深い校内など、空間としての魅力に充ちています。地域としては、木屋町通りの中心に位置し、河原町、寺町、新京極と、商店街が集まり、花街として名高い先斗町もあり、年間通して人の賑わいが絶えない京都一の繁華街にあります。立誠小学校としては1993年(平成5年)閉校し、以後は、自治会行事やイベントの拠点としても積極的に活用されており、現在は「元・立誠小学校」として、春の「高瀬川桜まつり」、秋の「まなびや」など地元主催の催