栗田美術館
栗田美術館は創立者故栗田英男(平成8年没)の蒐集による、伊萬里、鍋島を館蔵する世界最大級の陶磁美術館である。 美術館は足利市の郊外にあり、三万坪の景勝の地を選び自然を生かし、山野草を中心とした作庭の中に本館、歴史館、無名陶工祈念聖堂、陶磁会館が屹立し、また阿蘭陀館、世界陶磁館がある。 建築物は極めて格調高く、展示する名陶と共に陶磁器を愛する世界の人達から個性豊かな魅力ある殿堂として多くの期待と賞賛を浴びて今日に至っている。 この地には日本最古の大学「足利学校」、足利尊氏の始祖が創建した「ばんな寺」等があり、古き歴史の香り高きところである。 美術館の極めて大きな特色は江戸時代(1603-1867年)肥前鍋島藩で生産された伊萬里、鍋島の