平等院 ARTLOGUE 編集部 が 2018/07/29(日) - 16:03 に投稿 平等院 の続きを見る 永承7年(1052)、時の関白藤原頼通が、父 道長より譲り受けた別業を仏寺に改め、平等院としました。この年は末法初年に当たるとされ、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。その翌年の天喜元年(1053)には阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶し、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、華やかさを極めたとされています。約1000年前に建立された建造物や仏像が今に伝えられ、世界遺産にも登録されております。
宇治市源氏物語ミュージアム ARTLOGUE 編集部 が 2018/07/29(日) - 16:02 に投稿 宇治市源氏物語ミュージアム の続きを見る 平成20年(2008年)は、源氏物語が記録の上で確認されてから千年目の年にあたります。世界唯一の源氏物語に関するミュージアムである当館は、この大きな節目を機にリニューアル事業を行ないました。平成10年(1998年)、源氏物語ゆかりの地・ここ宇治にオープンして以来、高い評価をいただいてまいりましたが、リニューアルにより、さらに学術性、エンターテイメント性などに富んだ、多様なニーズに対応可能な新しいミュージアムへと生まれかわりました。宇治市では「紫式部文学賞・市民文化賞」の制定をはじめとし、「源氏物語をテーマとしたまちづくり」を積極的に推進しており、当館はその中核をなす施設です。源氏物語一千年を機に、ますます豊かな情報を国内外に発信する