都城市立美術館
都城市立美術館は宮崎県では最初の公立美術館として、昭和56(1981)年11月に開館しました。都城の美術は、雪舟の高弟・秋月等観に始まったとされています。それらの歴史は近代の日本画家・山内多門や益田玉城、洋画家の山田新一をはじめとする多くの美術家に受け継がれました。これら先学による指導や刺激により、都城の美術人口は年々増加し、次世代の新進も後を絶ちません。当館は、こうした作家たちに発表の場を提供するとともに、企画展の開催などによって地域の文化教育に資することを使命と考えています。郷土に密着した美術館として、広域都城の出身者、在住者の作品はもとより、この地の美術文化に影響を与えた人々の作品についても調査研究し収集に努めています。