BIWAKOビエンナーレ
2001年、21世紀の幕開けとともに始まったBIWAKOビエンナーレ。会場となる近江八幡旧市街は、豊臣秀次により築かれた城下町を基礎とし、近江商人発祥の地として発展しました。江戸期に建てられた町家が軒を連ねる新町通り、永原町通り、 八幡堀沿いの町並みおよび日牟禮八幡宮境内地は「近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。しかし市内では、放置され荒れ果てた多くの空き町家が点在し、近代建築や駐車場へと姿を変えていくという現状があります。BIWAKOビエンナーレでは、そうした現状を打開すべく、残された貴重な建物の保存と活用を試みます。長年放置されていた建物を、地元住民や日本全国から集