青森県立美術館
施設情報
縄文時代の集落跡「三内丸山遺跡」に隣接して立つ。青木淳は設計にあたり、ある遺跡の発掘現場を視察し、トレンチという調査手法に関心を持った。トレンチとは碁盤の目のように地面を掘り下げ、深さを変えて年代ごとの違いを調べること。青木はこの手法から着想し、トレンチの溝を美術館の展示空間に見立て、地面を掘ったのちに“ホワイトキューブ”という白亜の箱を被せるという、この土地ならではの美術館が誕生した。
コレクション情報
大きな“あおもり犬”に会おう 地域と風土に密着した芸術を重視。郷土の作家では棟方志功、奈良美智を展示。シャガールのバレエ「アレコ」舞台背景画のうち、3点を収蔵。
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