エドワード・バーン=ジョーンズ

アート遊覧紀行—自然と人間をめぐって—

ARTLOGUE 編集部2018/05/17(木) - 11:22 に投稿
永井一正 《KAZUMASA NAGAI DESIGN LIFE(ライオン)》1993年

 

群馬県立館林美術館は、2001年の開館以来「自然と人間の関わり」をテーマとした作品収集や展覧会活動を行ってきました。群馬県で2館目の県立美術館として、豊かな自然に囲まれた環境のなか、特徴を持った美術館となることを目指して収集した油彩、彫刻、版画などのコレクションは現在940点ほどを数え、近現代美術のユニークな作品が揃っています。
今回は、当館のコレクションを存分にご覧いただく機会として、200点を超える作品を「人」「動物」「自然」の3つの具体的なモチーフに分けて紹介します。
人間を生み育んできた大いなる自然、共に生きる存在としての動物、そして人間そのものに対して、アーティストたちがどのような眼差しを向け、どのように表現してきたのか、並べてみることにより、アートによって表現される世界の豊かさ、奥深さを感じ取ることができるのではないでしょうか。
様々なアーティストたちによる自然と人間の表現をめぐる旅を、どうぞお楽しみください。

 

ラファエル前派の軌跡 展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:20 に投稿
1848年、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティらが結成したラファエル前派兄弟団は、英国美術の全面的な刷新をめざして、世の中にすさまじい衝撃をもたらしました。この前衛芸術家たちの作品は、観る者の心に訴えかけ、広く共感を呼びました。人々は、社会の基盤が移りゆくなかで、彼らの芸術に大きな意義を見出したのです。その精神的な指導者